梅雨時期は湿度が高く、髪がうねったりペタッとなったりして、思い通りのスタイリングができないことが多くなります。特に男性は、短めの髪型でもスタイルが崩れると清潔感が損なわれやすいため、対策が重要です。ここでは、梅雨の時期でもキマるヘアスタイリングの方法をご紹介します。
■会話で学ぶ!梅雨スタイリング講座(男性Aとgekkieの対話)

最近、雨の日ばっかで、朝セットしても会社着くころにはペタンコでさ…。ほんと朝から気分が下がるね。

それ、分かる! 自分も前まで同じだったけど、ちょっと工夫したらけっこう変わったよ。

え、本当?何したの?

まずドライヤーの使い方を変えた。朝、髪濡らしてクセをリセットしてから、温風→冷風でちゃんと乾かす。それだけでセットの持ちが全然違う。

へぇ〜冷風か。今まで使ってなかったな。

あと、ワックスは湿気に強いものにした。オーシャントリコとかナカノの5番とか。最後にスプレーで固定すれば、かなり耐えられるよ。

なるほど…でも自分は猫っ毛でワックスつけすぎるとベタっとなるんよね。

それなら軽めのクリームタイプとか、ジェルで濡れ感出すのもアリ。湿気にはむしろウェット系のほうが馴染みやすい。

ふむふむ。パーマとかかけたほうが楽?

クセ毛っぽいスタイルなら、逆に湿気を味方にできるからアリだね。自分は軽くスパイラル入れたら朝のセットが楽になったよ。あと、ベース剤も使ってみたら?ドライヤー前にオイルとかミストつけとくと、湿気ブロックできるよ。

なるほどな〜。地味な手間だけど大事なんだね。

そうそう。梅雨は“準備力”がモノを言う季節だよ。
■梅雨のジメジメにも負けないヘアスタイリング方法
・髪質に合ったスタイリング剤を選ぶ
湿気の多い時期には、スタイリング剤の選び方がとても重要です。
- 硬めのワックス:くせ毛やボリュームが出やすい人におすすめ。形をキープしやすい。
- ジェルやグリース:濡れ髪風のスタイルに。湿気に強く、長時間スタイルを維持できます。
- スプレータイプ:最後の仕上げに使うことで、セット力とキープ力をアップ。
髪質によって適したスタイリング剤は異なるため、自分の髪のクセや量、太さに合った製品を選ぶようにしましょう。例えば、猫っ毛でボリュームが出にくい人は軽めのクリームタイプ、剛毛で広がりやすい人はオイル配合の整髪料が相性◎です。
・ドライヤーでしっかり乾かす
髪が湿っている状態でスタイリングをすると、すぐに崩れてしまいます。ドライヤーで根元からしっかり乾かし、髪のボリュームやクセを整えるのが基本です。冷風で仕上げると、キープ力がアップします。
ポイントは、最初に温風でしっかり水分を飛ばし、形を整えた後に冷風で固定すること。スタイリングの持ちがまるで違ってきます。特に前髪やトップは湿気の影響を受けやすいので、念入りに乾かしましょう。
・スタイリング前にベース剤を使う
ヘアミストやオイルを使ってベースを整えると、湿気の影響を受けにくくなります。特にストレートに仕上げたい場合は、湿気対策成分が入ったヘアオイルやクリームを使うのが効果的です。
湿気対策には、シリコンやヒートプロテクト成分が入った商品がおすすめ。ドライヤー前に使うことで、スタイリングの土台が安定し、髪の広がりやうねりを最小限に抑えられます。
・髪型を工夫する
梅雨時期は、セットしやすく崩れにくい髪型を選ぶのもポイントです。
- ツーブロックや刈り上げ:汗や湿気でも清潔感をキープしやすい。
- パーマスタイル:クセを生かしたスタイルなら、多少のうねりも味方にできます。
- マッシュショート:前髪が重めのスタイルでも、クセを生かして自然なフォルムに仕上げやすい。
また、髪の長さが中途半端だと湿気でハネやすくなるため、短めに整えるのが◎です。美容師さんと相談して、自分の髪質と相性の良いスタイルを選びましょう。
・サロンでの定期的なメンテナンス
髪が伸びすぎるとスタイルが崩れやすくなります。梅雨入り前や中盤に合わせて、美容院でカットや縮毛矯正を検討するのもおすすめです。
特に前髪やサイドのうねりが気になる人は、部分的な縮毛矯正を取り入れることで、自然な仕上がりとスタイルのキープ力を両立できます。トリートメントと併用することで、髪へのダメージも最小限に抑えられます。
■朝のスタイリングルーティン例
湿気に強いヘアセットには、朝の準備がカギを握ります。以下は、梅雨時期におすすめのルーティンです。
- 起床後、髪全体を軽く濡らす(クセをリセット)
- タオルドライ後、ベース剤をなじませる
- ドライヤーで根元からしっかり乾かす(温風 → 冷風)
- スタイリング剤を髪全体に馴染ませ、シルエットを整える
- 最後にハードスプレーで仕上げ、湿気ブロック!
この流れを守ることで、1日中崩れにくいヘアスタイルをキープできます。
■梅雨におすすめのスタイリング剤ベスト3
- オーシャントリコ ヘアワックス エッジ:動きと立ち上がりを演出。湿気に強くて崩れにくい。束感が出やすく、セット力も高いため、忙しい朝でも素早くスタイリングが決まります。 オーシャントリコ ヘアワックス エッジ
- ナカノ スタイリング タントN ワックス5:バランス型で操作性◎。しっかり固めてキープ。 ナカノ スタイリング タントN ワックス5
- LIPPS ウェットブラストワックス:濡れ髪風と強キープを両立。ツヤと持続力が魅力。
LIPPS ウェットブラストワックス
■避けたいNGスタイリング習慣
- 濡れたままスタイリング剤をつける
- 自然乾燥を待ってから整える
- 外出直前にセットしてドライ時間が足りない
どれも湿気の影響でスタイルが崩れやすくなる原因です。朝の準備で、しっかり乾かして適切な整髪料を使うだけでも、仕上がりと持ちが変わってきます。
■まとめ
梅雨の時期でも、ちょっとした準備と工夫で清潔感あるスタイルをキープすることは十分可能です。
- ドライヤーでの丁寧な乾燥と冷風仕上げ
- 髪質に合ったスタイリング剤やベース剤の選択
- 湿気を味方につけるパーマや髪型の工夫
- 朝のスタイリングルーティンの徹底
- サロンでの定期的なメンテナンス
これらを実践することで、湿気が多い日でも一日中崩れないヘアスタイルを維持できます。自分に合った方法を見つけて、雨の日も爽やかに乗り切りましょう。